仕事をしているうえで最もメンタルが試される瞬間は「自分がミスをしたとき」であるといいます。
ミスをしてしまったときに「次はミスをしないように気を付けよう!」と前向きにとらえられる人は別として、失敗を引きずってしまいがちな人はどうしたらいいのでしょうか。
失敗を引きずってしまいがちな人の傾向として「責任感が強い」または「自己肯定感が低い」というものがあります。
「迷惑をかけてしまった」「私は出来ない奴なんだ」と落ち込む前に少し考えてみてください。
まずミスの根源はどこにあるかということを思い出し、今起きている事象は今後プラスかマイナスかで単純に考えてみるのです。
例えば自分が確認を怠ってしまったから、だとすればあなたが「失敗した!」と反省し、認識すれば、もう二度と同じミスは起こりません。つまりプラス。
このまま「失敗してしまった…」というネガティブな気持ちのまま他の仕事をしたらどうなるでしょうか。
恐らく、通常通りの効率で仕事を行うことは不可能。つまりマイナス。
勿論自分がしてしまったミスそのものに関しては反省し、顧みるべき事柄ですが、「ミスをした自分」に対して思い悩んでしまうのはナンセンスです。
正確なロボットであってもミスはあるのです。
ロボットと人間であるあなたの違いは起こった事柄に対して自分なりの「感情」をもったり、学習することが出来るという点です。
ミスをある意味で肯定する、という作業が出来るのも感情をもつ人間だからこそできることなのです。
もしメンタルに自信がないのであれば、一度ミスを色々な場面から検証し自分にとってプラスな側面を捜してみると、仕事に必要なメンタルを強化することができるかもしれませんね。